心理学 出題部分
2. 知覚と認知
知覚的群化
視野の名簡易多くの図画同時に成立した場合、それらはバラバラのものとしてではなく、いくつかのまとまりとなって見える。 このまとまりのことを言う。
群化の要因
- 近接
- 類洞
- 閉合
- よい連続
- よい形
- 共通運命
- 経験
幾何学的錯視
実際には同じ大きさのものが違う大きさに見えたり歪んで見えたりする
見えている世界は実際の世界から心理的に構成された世界の一つでしかない =>視覚世界、知覚世界
人間の空間認知
@ 経験的手掛かり(網膜像内の手がかり)
- 網膜像の大きさ : 人の姿など基地のものは網膜像の大きさが小さければ遠くに、大木ケラバ近くにあると認識される
- 線遠近法 : 遠方に行くほど平行線の網膜像は一点に集まり前後の間隔は詰まる
- きめの勾配 : 草木や小石などの網膜像の大きさと密度は遠方のものほど小さく密になる
- 大気遠近法 : 大気錯乱のため遠方の対象の明暗の差は小さくなる
- 重なり合い : 近いものは遠いものを覆い隠す
- 陰影 : 下側に影があるとふくらみと知覚し上側に影があるとへこみと知覚する
3.記憶
記憶の時間的過程
1. 経験 2. 記銘 : 内的行動 リハーサル、注意集中、 外的行動 メモ 、録音 3. 保持 : 内的行動 、寝る、安静にする、 外的行動 保管するなど 4. 再現 : 内的行動 、再生(言葉や行動による客観表現)、再認(以前に経験したものであると思う)、再現(将棋などの一場面を後の晩の上に再現できる)、 外的行動 探す、調べる、見る、聞くなど 5. 感情反応 楽しむ、悩む、懐かしく思うなど
感覚記憶
カクテルパーティー現象
大勢の中でも話し相手の声を選択して聞き取り会話できる。そのうえ、後ろから呼びかけられても気づくことができる =>注意の範囲を超えている情報でも極短期間感覚にとどまって記憶されている
短期記憶
外界からの情報の内、重要なものだけを選択的に注意し、短期記憶される 1. 符号化 : 注意された情報はそのままの形でなく、利用されやすい形に変えて記憶される。
長期記憶
1. 非宣言的記憶 手続きの記憶:スクリプト(日常生活で行っていく順番のまとまり) 2. 宣言的記憶 - 1. エピソード記憶:本人の個人的な経験と結びついた記憶 - 2. 意味記憶 : 知識としての記憶、絶えず日常で使用される - 3. 概念の記憶 : 連想によってまとまった表彰のネットワーク上の構造を作っている
4.学習
行動の条件付け
古典的条件づけ(レスポンデント条件付け)
1、パブロフによって発見された現象。自律神経に支配された販社についての学習の現象(無意志な反応の学習) 2、メカニズム : 無条件の刺激によって引き出された反応を無条件反射と呼ぶ。 中性的であった刺激を無条件反応と同時に与え続けることで、条件刺激となり反応するようになってしまう。これを条件反応という。
オペランド条件付け(道具的条件付け)
1、スキナーによる動物の研究: 学習される反応が自発的に学習される現象 2、メカニズム: ある環境下、被検体が自発的に反応(レバーを押す)その結果強化子・強化刺激(お菓子など)が出てくる。これを繰り返すと、同じ場所に入れられるとレバーを押しに行くようになってしまう。
1、弁別刺激:学習者にオペラント反応を促す 2、オペラント反応:学習者の自発的な行為 3、強化子・強化刺激:ご褒美・報酬などのオペラント反応を強めるもの 4、京か:強化子を与えてオペラント反応を強めること
内的なシステムを重視する立場
1、 洞察:「ケーラー」課題状況の認知的な把握(チンパンジーの実験) 2、社会的学習理論:バデューラ 3、観察学習:すでに学習できている他者(モデル)の行動を見て自ら実行することなく学習が成立すること 3、代理強化:モデルが受ける強化を見聞する